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山中無軌条屋敷
Outrageous mansion in the mountains

  
登場人物・舞台紹介-Introduce the characters and stage

 

 ネタバレ注意です。ある程度読んだ後に読むといいです。紹介内容は随時追加していく予定です。

登場人物紹介-Introduce the characters

■人間組
【♂】筑山幹人(つくやま みきと)
 この小説の主人公。工業高校、美術短期大学を経て現在は技術屋と芸術家の両方の顔を持つ。騒がしい都会から激安で売っていた山奥の屋敷に引っ越したが、その屋敷は幽霊屋敷だった。以後、無軌条(常軌を逸した)屋敷でツッコんだりボケたりで暮らしていくことに。

【♂】箱山有馬(はこやま ありま)
 幹人の友人。どこか抜けているところがある、童顔の大学4年生。何故か周りの人間にとって都合の悪いことばかりを鮮明に覚えているくせに、その他のことは忘れっぽい。

【♀】不動産屋の女性
 無軌条屋敷を激安で売っていた不動産屋の社員。幹人のような人間がタイプらしい。

■幽霊組
【♀】テルジェ
 屋敷の長にしてグループ唯一の天使。グループとしては俗にいうよそ者らしいが、仲間外れなどにはされず馴染んでいる。かなりドジな部分があり、同時にイタズラ好きでもあり、それらの要素ゆえ周りを困らすことが度々ある。

【♂】ベンクロック
 屋敷の長老という立ち位置だが、テルジェが来る前は屋敷の長だったらしい。グループ内では何かと硬派で、屋敷への愛着は恐らく一番。ありふれたおじいさん口調。

【♂】ストラ
 テルジェの秘書のような側近のような弟のような存在。生意気度では幽霊界でトップレベルかもしれない。

【♀】アンタル
 グループ内では攻撃と得意とする武闘派。極度の面倒くさがりやで、複数の選択肢を選ぶことすら拒む。語尾に「なー」とつける癖がある。

【♂】レンマ
 クールなお兄さん的ポジションで、何かを観察するのが趣味らしい。やや無口な傾向にあり、最低限の事しか喋らない。

【♀】ロル
 グループ内ではかなり頭の良い部類に入り、作戦を立てることを得意とする。おとなしくやさしい性格で、口調も丁重であるが、たまに黒い時がある。

【♂】ノルゴ【♂】キルン【♀】サタミ
 元気いっぱいの三つ子。グループ内ではかなりの幼少で、この3人の好奇心は一度暴走したら中々止まらないようだ。

舞台紹介-Introduce the stage

■屋敷の場所
 屋敷は主人公の住んでいたアパートから2時間半程度の山の中にある。比較的大きな市街地まではバイクで20分くらいかかり、一番近くの家までも結構な距離がある。秘境地帯というほどではなく、近くにはそこそこ交通量も多い国道も通っている。ただしその国道から屋敷に到達するには山道のような私道を車で3分、徒歩で5分ほど登らなければいけない。イメージ的には秩父の雁坂峠辺り。

■屋敷の見取り図

 玄関を入ると大きな広間があり、吹き抜けとなっていて開放的。一階には食堂やキッチン、倉庫などがある。大部屋2にはノルゴやキルン、サタミノ3つ子の部屋となっている。2階には風呂やトイレがあり、風呂については室内のほか、露天風呂も備わっている。教室はベンクロック、大部屋1はテルジェの部屋で、その他の部屋は番号順にアンタル、ロル、レンマ、ストラの部屋で、5と6は空室になっている。


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