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密着川越線
Glued Kawagoe Line

  
Before〜変わる前の、川越〜
■2012.02.12 川越駅西口
 改修工事の話が出てからまだ間もない頃、工事開始前の西口の記録をして来ました。

 グランドベル川越ビル付近から撮った一枚。

 マクドナルド付近から川越駅に向かって。
こちら側が、のちのバス・タクシーエリアとなる予定です。今もバス乗降場ですがね。

 丁度、後述する噴水公園がある部分が、デッキの中心になると思われます。中心は他の部分よりも広く作られ、噴水公園に変わる憩いの場として機能するそうです。

 駅の真正面から国道16号に続く道です。片側1車線でありながら広々としています。
 ロータリーとの接続部は三角形な形になっており、信号はなくスムーズに通行ができました。改修により、普通の交差点のような形態になるそうです。
 さて、川越駅より少し離れた場所、以前までは子どもたちの運動の場として機能していた広場は・・・
 ・・・工事期間中のバスの仮停留所に変身しました。土の上にアスファルトが敷かれています。
 駅方面から侵入し、16号方面から出る形になっています。
 コンクリの靴を履いたガードパイプが、ここは仮の施設であることを物語っています。

 工事中のほんの数年、本来の広場としての役目はお休み、バスの乗降場として働きます

 2月の時点ではほとんど完成はしていましたが、まだ供用はされていませんでした。立入禁止の旨の張り紙があります。

 敷地の半分はこのような土で覆われています。仮乗降場としての役目を終えた後、元の広場へと戻るのでしょうか。

 駅に戻って来まして、三角形のロータリー接続部。先ほどの写真とは反対側の場所ですね。右下に見えるのが地下通路。道路を渡るのに活躍しましたが、改修工事でその役目を終えました。

 手前に写っているのが地下通路入口、奥の赤っぽい建物も駅舎側地下通路で入口です。

 三井生命ビルの脇の道を望む。こういった小さい道も、改修で大きく雰囲気を変えるのでしょうか。それとも、そこまで変貌しないのでしょうか。

 噴水広場には沢山の木々がそびえ立っていますが、これらはこの改修工事でどうなるのでしょうか。どこか別の場所に植え替えられるのでしょうか?

 線路の向こう側にある川越アトレを向いて。
写真の右側辺りが、一般車乗降エリアになる予定です。

 ロータリー北側の端から。この写真の中央部あたりに、でかでかとデッキが作られるわけです。

 それにしても、ペデストリアンデッキで立体化しても「階段を登るのが億劫だ」といって道路を横断する人は少なからずいそうですが、そういった人への対策はするのでしょうか。

 川越駅正面、高速バス乗り場です。ここについては工事中も稼働し続けます。

 ノスタルジックな小江戸巡回バスも、工事中も変わらず駅の前までやってきます。

 川越駅2階はロータリーを一望できる、ある意味人気スポットだったのですが、それもデッキができるまでの命。工事が終わる頃には、外への出入り口になることでしょう

 さて、噴水公園内部にやって来ました。
左奥の建物はトイレです。

 そして広場の名前にもなった噴水・・・ですが、いまいち微妙な写真ですね。底は錆びて変色し、どこか物悲しい感じになってしまっています。水が出ている時に撮ればよかったんですが、時既に遅し。

 ロータリー中央からロータリーの駅舎反対側に至る地下通路の入口。これも改修工事にて取り壊され、デッキがその役目を引き継ぎます。

 「川 越 駅」の三文字も、デッキが完成すればこの位置からは見えなくなります。そのかわり、デッキの上からより間近に見ることができるようになるでしょう。

 失うものがあるからこそ、得られるものがある、とはよく言うもの。噴水広場の代わりに姿を現すペデストリアンデッキは、噴水広場に匹敵するアイドルとなれるのでしょうか

■2012.08.03 バス仮乗降場
 8月の時点ではまだ工事は始まっていませんでしたが、ぶっつけ本番を避けたかったのか、早めの供用開始でした。
 主にここを使うのは学校等の送迎バスらしいです。

 使われていない半分はこの通り雑草天国となってしまいました。

■2012.09.16 川越駅西口
 そして、ついにこの時がやって来ました。
噴水公園の封鎖。それは、もうこの公園に足を踏み入れることができないことを物語っています。

 この日はまだ、トイレだけは使えたようです。しかしながら、噴水自体は早くも撤去準備が始まっていました。

 ―――さあ、変貌の始まりです。

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